大人もかかる 「はやり目」
はやり目(ウイルス性角結膜炎)
私は子どもの頃かかった記憶がないので
知らなかった病気です。
調べてみると、主に子どもがかかることの多い病気みたいですが
大人も感染するんです。
そして、大人がかかると重症化する人が多い…
私のこれまでの経験でも
風邪やら何やら、子どもからもらう病気は
軽く済んだことがないです。
今回も例にもれず。
参考までに、私の「はやり目体験談」を
記しておきます。
[1日目]月曜日
子どものはやり目が治り、ようやく登園!
ようやく出社!
昼前に、私の目が赤いことに気づく…
やっと出勤したのに、その帰りに眼科でアデノウイルス陽性判定。
[4日目]木曜日
この日から症状は悪化。
朝は目やにで目が開かない
目が腫れて1/3しか開かない
白目がぶよぶよで真っ赤
涙が止まらない
もう見るからに病人です。
子どもの送迎も、申し訳なくなってきました。
保育園の中に入れず、外で見送り。
[5日目]金曜日
とうとう反対の目に感染、発症
耳付近のリンパが痛い
親に子どもの送迎を頼む
[7日目]日曜日
両目真っ赤だけど、痛みが少し引いた?
[10日目]水曜日
腫れのひどかった目が、半分以上は開くようになった
涙が落ち着いてきた
[12日目]金曜日
腫れ、目やに、涙目が落ち着いてきた
[私の13日目]土曜日
赤みがまだ少し残るけど、他の症状はなくなり、眼科へ。
月曜日からの出勤許可がでた!
…結局は、子供と同じく2週間で
引きこもり生活から解放されました。
長かったー
せめて私と子どもの発病期間が重なれば、もう少し短くてすんだのに、子どもが治ってからの発症だったので、まるまる1ヶ月かかってしまいました。
はやり目のポイントは以下です。
○子どもは許可が出るまで登園不可
○治す薬はないので、できることは他の感染症を予防するだけ
○会社の出勤停止判断は、その会社による
○学校、医療関係者は、許可あるまで出勤停止
○2週間はかかる
○目が濁ったり、偽膜ができることがある
私の会社は、(ピークを過ぎれば)絶対出勤停止とは言われませんでした。
病院の先生にも、「そんなに休めないでしょうし、デスクワークなら会社の上司と相談してください」という言い方でした。
でも、病院では私たちが触ったところは消毒され、他の内科などに行こうとしても断られ、目の腫れと赤みは見るからにヤバイです。
これを他の人に移してしまったらと思うと申し訳なくて、出勤できませんでした。
何より、医者の診断によっては仕事を2週間も休まないといけないですから、他人に移せません。
ということで私はまるまる1ヶ月休むことになったのですが、その間会社はどうしたのかというと…
残っていた看護休暇を使い果たす
週に3日まで認められている在宅勤務
有給休暇
で乗りきりました。
看護休暇と在宅勤務制度があって、本当に感謝です。
全部有給使っていたら、もう今年は休んだら欠勤扱いですから。
親に移してもいけないので、親に頼れたのは子どもの送迎のみです。
家ではタオルは別々に使い、手がガサガサになるほど頻繁に手を洗い、涙はティッシュで拭き、数箱を使い果たしました。
他の家族はいないので、家事は頼れないから隔離生活はできず、仕方がありません。
たぶんウイルスはいろんなところにまだいるのでしょう…
目はむやみに触らないほうがいいですよ。